沿岸部の震災被害を受けた路線はBRT(バス高速輸送システム)に置き換えられています。車両は普通の路線バスと変わりません。もともと線路があった上にアスファルトの道をつくり、BRTの専用道路となっています。
ほとんどが山道ですが、南三陸町付近では高台の道路から太平洋を望むことが出来ます。
陸前階上駅から徒歩約15分で旧気仙沼向洋高校(気仙沼市東日本大震災遺構·伝承館)に着きます。2019年3月10日にオープンし、遺構の内部の公開や被災直後の写真や震災を忘れない決意を表した制作物の展示、被災者の今の声をビデオで聞くことが出来るコーナーなどがあります。 ここは私が東北に行って一番心残った場所でした。
また、伝承館から徒歩約15分で国立三陸復興公園·岩井崎に着きます。ここではリアス式海岸独特の景色を見ることが出来ます。目の前に広がるのは、遠くアメリカまで続く海、あの日ここを襲った海。ごつごつした柱状節理とその中にある潮吹き岩に高い波がぶつかるたびに高くしぶきがあがります。
同じく岩井崎にある、津波に折れて偶然龍のような形になった龍の松も見物です。夕日がバックのシルエットが実に神秘的な光景でした。